宮下製氷冷藏株式会社

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ときどきの信州飯田ギャラリーのご紹介

信州飯田

“幻の” 天龍峡大橋

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撮影 2020.06.07 長野県飯田市天龍峡大橋「そらさんぽ」より
上流の天龍峡方向 飯田線鉄橋を望む
※飯田線の電車も見たい方は時刻表を確認してからお越しを。
なにしろめったに電車が来ないのが飯田線ですから。

 昨年、三遠南信自動車道に信州飯田の天龍峡を渡る立派な大橋(全長280m)が開通しました。
 完成したのになぜ私が勝手に”幻の”とつけたか?それはこれだけ立派な橋なのに全景を見ることが出来る場所が殆どない地味な立地、そしてとても地味な色(山鳩色)であることからです。それもそのはず、ここは国指定の名勝天龍峡を渡ることで環境省が深く関わり立地/形/色/工法/自然への影響を吟味したからです。
 嬉しいこともしてくれました。自動車専用道の下に遊歩道をぶら下げて我々が歩いて渡り眼下に天竜川や飯田線をを眺められることです。愛称はそらさんぽ。ガラスではなく荒い網なので6月の爽やかな日陰の風が通り抜けて、なんとも気持ちがいいです。
 名勝に長野県で指定されたのは当時あの上高地とこの天龍峡だけであったそうな。昭和初期の東京日日新聞によれば都会人の行きたい観光地に堂々この天龍峡が一位にランクインした時代があったそうです。
 飯田市は十年前「名勝天龍峡保存管理計画」という学術的調査を一冊の本にまとめました。植物の識者によると、天竜峡の南に分布する竹林は人工的で後に勢いを伸ばしたものであり、本来は風光明媚なアカマツ林や炭焼きに供した雑木の森が広く分布していたとあります。確かに今見ると松はうっそうたる竹に完全に負けて植生が変化しています。名勝に指定されたことで枝も切ってはいけませんという、何もしないのが自然保護ということで自然のなすがままにしてしまったことが原因かもしれません。かつて都会の人が憧れた本来の天龍峡に自然のバランスを整えることは出来ないものでしょうか。
 暑いときのマスクがこんなにストレスとは思いませんでした。コロナの早期収束を祈ってやみません。

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撮影 2020.06.03 天龍峡大橋 上面 自動車専用道路
下にぶら下がっているのが遊歩道「そらさんぽ」

固くて溶けにくい美味しい氷

明治33年(西暦1900年)に飯田の地に宮下氷問屋として創業し百年余り一貫して氷・冷力の世界を歩んでまいりました。昭和55年(西暦1980年)には日本有数の花崗岩地帯である、この伊那谷の良質な天然水を基として袋詰め氷専門工場を創設し、高品質な氷をお届けしております。近年は全国希な規模での氷彫刻技術の構築・冷凍物流事業・食品事業など複合的展開を計っております。これからも未来に向けモノつくりを通して氷・冷力・食の世界をさらに深究し、社会に貢献すると共に独自の企業文化を育んでまいります。