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[2024.08.03]
8月3日 飯田りんごん(飯田まつり)特集
見つめられる期待値に応える
2024年も8月3日土曜日の盛夏、今年も飯田りんごん(飯田まつり)と日本最大の人形劇の祭典「いいだ人形劇フェスタ」がやって参りました。
社内から選抜20名が集結し、一年でお客様の一番近くに立てる日を迎えました。ふわふわ氷に生シロップという組み合わせで当社通り町営業所の特設テントでお客様の目の前でかいてご用意します。
宣伝は積極的にはしていないのですがお客様がお客様を呼んでくださるのでしょうか、数は追ってはいませんが過去最高のご来場人数となりました。
目の前でふわふわの氷に生シロップをかけてかき氷になっていくその過程を見つめるお客様の目が期待値を物語っています。食べる前に”わぁっ”という歓声が上がることも。お客様の期待値に応えることが出来てそれが私達の幸福感/充実感になります。今年もたくさんの“美味しい!”の声、有り難うございました。
撮影data 2024.8.3 飯田市リンゴ並木角
当社通り町営業所 特設会場にて
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[2024.04.12]
今年の信州飯田の桜は” 見頃”が短いようです。際まで寒かった所へ急に春の暖かさがやってきて桜も遅れまいと一気に咲いている。そんな今年の春です。
ここは天竜川の支流飯田松川沿いにある、地元の方は 松川会館の桜、年配の方は松川プールと呼び桜の名所として市民の憩いの場となっています。
実は、この松川をさらに上流へ辿ると環境省百名水にも選ばれた「猿庫の泉」があります。江戸時代の茶人不蔵庵龍渓宗匠がお茶に合う水を求めて岡崎を出て天龍川から支流の松川を辿りとうとう猿庫の泉に辿り着いてたいそう喜んでお茶を点てた。そういう昔の話をお父さんが息子に話して聞かせる「泉を求めて」との題のお話が終戦後の国語の国定教科書に載ったことで全国にその名が知られるようになったそうです。
天竜川のこれより上流ではなく支流の松川にいい水ありと江戸時代の茶人が辿り着いた。勿論pH計などない時代にその舌ひとつでこの水を選んだという。なんと人の感覚の優れたことか。猿庫の泉の水は今日的な分析でも飛び抜けて硬度の低い正に茶の湯に相応しい水で、それは信州飯田に水を大切にする文化を育み、また私達の誇りでもあります。
〈左〉長野県飯田市鼎(かなえ) 松川の桜 撮影 2024.4.7
〈右〉長野県飯田市鼎(かなえ) 松川の桜 撮影 2024.4.7
左奥が下流で天龍川に注ぎ込みます。写真右下が松川上流でやがて猿庫の泉となります
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[2024.02.20]
この写真の山は信州飯田から北東を見た紛れもない南アルプスの 3,000m 級の山々です。
四十数年前に水選びをしてこの地に辿り着いた水環境を今日の技術でもって検証をと外部機関に近年調査を依頼しました。
当社の地下 250m の深層天然水は果たして南アルプス系なのか中央アルプス系なのか。
勿論、地表を流れる水は低い方へ向かって流れます。
しかし地下水の流れは地表の高低の向きとは異なる場合もありこの地が天竜川の右岸にあるからといって一概に中央アルプス系とは言い切れないのだそうです。 結論を申し上げれば今回の調査で改めて中央アルプス系と判明しました。
それも 400 年程前の水の可能性が高いという分析でした。
有り難いことに氷作りに適した軟水。
250m の深層から軟水? 当時真剣に氷作りのための水環境を求めた姿勢と、いくつもの幸運なことが重なって得られたこの水環境に感謝と誇りをもってこれからも末永く生かして参りたいと思います。
〈左〉当社工場敷地上空から天竜川越しに南アルプス北部を望む
リニア中央新幹線が天竜川を渡る橋脚の建設が着々と進んでいます
撮影 2024.2.11 ドローン撮影
〈右〉当社工場 ( 右下一帯 ) 敷地上空から南アルプス北部を望む
撮影 2024.2.11 ドローン撮影
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採用情報を更新しました
[2024.02.20]
詳細は採用ページをご覧ください。
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[2023.12.26]
明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
信州飯田から見る南アルプスに昇るご来光です。
百年・五十年の年月は地球の営みからしたら瞬く間もない時間です。その瞬間に地球を変えてしまうような出来事がおきました。それが地球温暖化です。エネルギーや冷媒と深く関わりのある当社は英知を集めてその重い責任を果たしながら前へ進めて参ります。
コロナを人類が克服し、争いのない世界を。
2024年が佳き年となりますよう衷心よりお祈り申し上げます。
〈左〉南アルプス南部 池口岳(2,392m)付近からのご来光
撮影地 飯田市山本 久米ヶ城跡(海抜733m)より
撮影日 2023.12.10 AM7:03 気温 マイナス3℃
〈右〉雲海に覆われる信州 伊那盆地
撮影地 飯田市山本 久米ヶ城跡(海抜733m)より
撮影日 2023.12.10 AM7:06 気温 マイナス3℃
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[2023.11.17]
湯気が主役です
11月3日サブカルとグルメの祭典「飯田丘のまちフェス」が久々に飯田の街に帰ってきました。通称丘フェスはフィギュアマーケットやコスプレイベント、アニメキャラクターなどのサブカルチャー、グルメサミットなど多くのブースの並ぶイベントです。飯田にこんなに人が住んでいたのだろうかと思わせる人出です。きっと全国からのマニアックなファンも遠くから来てくれたことでしょう。
長い長い夏が過ぎ、いよいよ湯気が主役の季節となりました。グルメサミットは当社お馴染みの「南信州豚 炙りしお豚まん」「鬼ぐるみ入り あんまん」で出店です。
今年は「焼き肉の街飯田」ならではの新商品「炙り焼き肉まん」が初登場。ごてっと贅沢に角切り牛肉をいれた饅頭で、なかなかの人気です。
行列のお客様を見ると、あの味をちゃんと覚えてくれていて、だから迷わず並んでくださるのだろうと、勇気づけられるやら励みになるやら。ありがとうございます。
〈左〉飯田市の中心市街地のシンボル リンゴ並木にて 丘フェス
当社 東山道ブースにて 撮影日 2023.11.3
〈右〉飯田市の中心市街地のシンボル リンゴ並木にて 丘フェス
行き交うコスプレの仲間たち 撮影日 2023.11.3
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[2023.09.20]
4年ぶりの郊戸八幡宮秋季例大祭
信州飯田はとにかくお祭り好き。お盆を過ぎると毎週末どこかで花火やきおいがあるのが信州飯田です。郊戸八幡宮秋季例大祭も4年ぶりに9月9日に好天のもと行われました。二十二カ町の氏子のひとつが当社本社のある通り町です。
なんといってもこのお祭の売りは今宮球場というコロッセオ(円形会場)のようなところで行われる全氏子のきおいの集結と間近で味わう仕掛花火の迫力です。その音と光は、参加の氏子と球場に詰めかけて下さった万来のお客様だけの特権です。
中心市街地は年々この重い神輿の若い担ぎ手の減少傾向は否めませんが、一方であのかっこいい法被を着て神輿を担いでみたいという近隣の若者達が集まってきてくれることで今年も盛大なお祭りとなりました。
腸に響く強烈な仕掛け花火の音と光を体験すると、あぁこれで信州飯田の夏もいよいよ終わりかと感慨に浸る例年ですが、今年は長い長い夏です。本業の氷の世界では最後の奮闘が続いています。
〈左〉郊戸八幡宮秋季例大祭は三国の点火でフィナーレ 今宮球場(信州飯田)撮影日 2023.9.9
〈右〉郊戸八幡宮秋季例大祭のきおい 当社氏子の通り町連合の神輿です
今宮球場(信州飯田)撮影日 2023.9.9
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[2023.08.09]
お客様が戻ってきてくれました
2023年8月5日(土曜日)は4年ぶりに飯田りんごん(飯田の夏祭り)&いいだ人形劇フェスタ(国内最大級の人形劇の祭典)が開催され、当社の年に一日だけの生シロップのかき氷の特設会場も4年ぶりに復活しました。今年はあのかき氷の店やるの?と会う方々に言われていていました。やっとお約束を果たせた気分です。お客様がちゃんと戻ってきてくれました。ご来場ありがとうございます。
お客様に直に会って買っていただく日を年に1日だけつくろう。そのお客様の笑顔や喜びから何かを学ぼう、そしてこれからを考えよう。それが目的です。信州深層天然水の氷をふわふわのかき氷にするには素材とテクニックと時間が必要です。開発/営業/技術の皆さんが今日だけは業務をあけて集まり今年は18人スタッフ。
アイテムは過去最大の16アイテム。新作はチョコレート/さつまいも/きなこ/巨峰。開発が近年新たに考えた作品です。島みかんとかマイヤーレモンなど柑橘系も人気です。
わ~とかきゃ~とか感動の奇声が聞こえてきたり、喫食の各テーブルにおいたノートにお客様からの感謝や励ましのメッセージを頂いたり、目の前のお客様から生の「ありがとう」を一番たくさんいただける一日となりました。
〈左〉当社通り町営業所(リンゴ並木近く)特設かき氷会場にて 撮影日 2023.8.5
〈右〉当社通り町営業所(リンゴ並木近く)特設かき氷会場にて
アイテムは いちご(国産)にオリジナルのミルクトッピング 撮影日 2023.8.5
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[2023.07.10]
梅雨の天龍峡大橋
名勝「天龍峡」は信州飯田にあります。両岸の絶壁・奇岩が美しい景勝地です。かつてはイギリスのビクトリア女王や、日本アルプスの父と呼ばれたウォルター・ウェストンも観光で訪れ、川下りを楽しんだそうです。
本日は梅雨の晴れ間で前日までの大雨で天龍川は残念ながら濁っていましたが、2019年完成の天竜峡大橋の自動車道の下段にぶら下がった「そらさんぽ」(いい名をつけましたね!)という遊歩道が日陰に抜ける風と川の流れの音でとても爽快です。ちゃんと観光客も来てました。
天竜川は全国9番目の長さで電源開発の宝庫ともいわれ、戦後にかけて大きなダムが三基ほど建設され、そのひとつである天龍峡直下の泰阜ダム(下伊那郡泰阜村門島)の完成は戦後日本の高度成長を支えることになります。
当時の建設には多くの労苦が費やされたそうです。そうした中、当社(家業時代)はそのダム建設のために泰阜村門島に氷販売の支店を置いたと伝え聞いています。当時にしてみるとエアコンもない厳しい建設現場に冷たいものといえば氷(天然氷)ということで貴重な潤いとなったことでしょう。
〈左〉天龍峡大橋の展望台(飯田市下瀬)からみる天龍峡大橋 撮影 2023/07/02
〈右〉天龍川を横切り天龍峡駅に向かう飯田線 右奥が天龍峡になります
天空の遊歩道そらさんぽからの眺め 14時10分の電車を待って 撮影 2023/07/02
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[2023.05.10]
信州のサンセットポイント百選 久米ケ城址
信州飯田の極々郊外に久米ケ城址(733m)という四方を斜面で囲われた山城跡があります。そこには信州のサンセットポイント百選の看板があります。伊那盆地中央部に存在する数少ない見晴らし台です。夕日に映えるツツジの向こうには中央アルプスの南端とされる恵那山(2,191m)そしてその北(右手)を辿ると東山道という古道の要衝・難所となった神坂峠(1,569m)もあります。開通当時伊那谷の夜明けと言われ長野/岐阜県境に風穴を開けた中央道恵那山トンネル(全長8,649m)もこの直下にあります。
氷一筋で百年やって参りました当社が21世紀になって食品分野にチャレンジすることとなり、その食品部門の屋号をこの古道にちなんで東山道としました。この信州の田舎から発し、この古道に沿うように東西のお客様に届く食の世界を拓きたいとの願いを込めて。
因みに本日のサンセットは恵那山や神坂峠よりもちょっと北の稜線に鮮やかな色で暮れてゆきました。
5/8よりコロナが五類移行となります。なんとか人類がこの難題を克服できますように。
〈左〉久米ケ城址公園からみる恵那山(2,191m)左奥 飯田市中心市街地から15分 飯田市久米 撮影2023.5.4
〈右〉信州のサンセットポイント百選 飯田市久米 久米ケ城址公園からみる日の入り 撮影2023.5.4
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